今回は2/25に行われたアジアンオープンを生で観戦してきましたので、
その結果と感想をこちらのブログで解説していきたいと思います。
このページではプロアマ戦とアマオープンスタンダード戦の感想です!
またこの感想はいち個人の感想ですのでご了承ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
12時頃に到着して、まず目に入ってきてびっくりしたのは
“アルナスが生徒さんと踊っている”という事でした。
そしてよく見る外国の先生らしき人達が生徒様らしきマダム達と
踊っているではありませんか!!!
もちろん、日本のトップの先生方も生徒様と踊っている
いわゆるプロアマ戦が目の前で繰り広げられていました。
世界中から、多くの方々がプロアマ戦に出場されていることにびっくりしました。
レベルも高く、外国のカップルはほぼすべての男性が背番号を付けているので(日本だと生徒様が背番号を付けることがほとんど)どちらが先生かわからない位、上手なマダムが何人もいました!(おそらく中国の選手)
私もこれ程、大規模なプロアマ戦は初めて見たので、プロアマ戦とはいえ、あなどれず、
見ごたえがありました!
カテゴリーはわかりませんが、アルナス先生カップルもファイナルに入っていましたね!
1時頃より、アマチュアオープンボールルーム部門が始まりました。
こちらは、JDSFのトップ選手が何組も出場していて、皆さんグレードを上げており、
びっくりしました!
昨年のJDSF主催、三笠宮杯スタンダード部門とJBDF主催の全日本が同日開催だった為、
三笠宮杯を欠場していた選手たちを久々に拝見しました。
1次予選では
№3(佐藤・久保田組) №16(中村組) №31(飯沼・馬場組)
№48(藤森・金山組) №67(岩崎・中山組) №89(石垣・刈谷組) №93(倉科・伊藤組)が見えていました。
惜しかったのは、№21(秋吉・大嶋組)です。
男女逆転という事で、異質ではありましたが、1次予選は残してもいいのではないかと思っていました。
このカップルは、先日の立川で行われた大会で、通常の状態で初めて拝見して、
“すごく技術のいいカップルである”という印象が残っております。
男女交代も、女性が男性役をするのはすごく難しいですが、よく頑張っていたと思います。
結果をみたらマーカス先生はフルマークでした。
かつて最高のダンサーであった、マーカス先生にフルマークを
頂けたのは、誇ってよいと思います。
ちなみに私は、通常の男女の状態で出ていたら1次は通っていたのでは?と思っています。
久々に拝見してゴージャスになってびっくりしたのは、№48(藤森組)でした。
元々、サイドボディが強く、軸がしっかりしていて空間を壊さないというところが強みでしたが、それに加えて、上体をサイドに動かし、上方にムーヴィングしているのが見られるようになり、さらにダンスが力強くなりました。
№31(飯沼組)№67(岩崎組)は2次予選でも、移動量が外国の選手に、ひけをとっていませんでした。
シード選手として登場した№29(五月女組)は圧巻でした。
こちらも久々に拝見しましたが、元々のパワーやエネルギー、スウィング等が大きいのに加え、ポスチャーやカップルポジションのレベルが上がり、
カップルの空間がさらに安定していました。
見た瞬間に、今日はファイナルに残るかも!という予感がしました。
さて、準決勝以上に№29以外の日本人選手は残れませんでした。
残念ですね!
皆さんダンスはよくなっているのですが、世界のレベルはもっと上の方にあり、
日本人選手をどの様に強化していくか?は日本ダンス界全体の課題だと思います。
当たり前のように、ヨーロピアンの選手は全員、準決勝に残りました。
プラスで何組かの中国の選手。
1位を取った、№11(ボイス組)は世界チャンピオンとして君臨しており、
さすがのダンスでした。
ターンプロしてもすぐに、プロファイナリストのメンバーに入ってくると思われます。
№29(五月女組)はファイナルに入り、面目を保ったというところでしょうか!
さらに上に行けるように、ぜひ頑張ってほしいと思います。
【文責 森本かおり】
アマチュアオープンスタンダード戦 最終結果
優勝 Glenn-Richard Boyce・Caroly Janes
2位 Andrei Toader・Mia Linnik-Holden
3位 Cong xian xie・yu ting luo
4位 Vadym Negrebetskyi・Kornelia Kopaczyńska
5位 Iurii Prokhorenko・Mariia Sukach
6位 五月女 光政・五月女 叡佳
Comments