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東京オープン・ダンススポーツ選手権コングレスの感想!(モダン)

更新日:5月29日

このレポートは5/17(金)に競技会に先立って行われた【ダンススポーツコングレス】についてのレポートになります!


これは、主にJDSF会員、指導員、審判員、PD会員等、指導者のための研修(コングレス)

となっていますが、指導員でなくても希望すれば、参加することができます。


今回は海外の審判員の先生方のレクチャーとなっており、楽しみに参加しました。


後半のスタンダード部門をレポートしていきます!


スタンダード部門の担当はブルガリア共和国より、

Violeta Yaneva先生。


先生の印象は背が高くスタイルのいいお綺麗な女性。


アシスタントは小嶋みなと・盛田めぐみ組

       大西大晶・大西咲菜組


レクチャーのテーマとしては、”基本的な動き(ファンダメンタルズ)を正確に行いましょう”ということ。


①ドライブアクション


WDSFの教科書「ドライブアクション」の項をモデル2人が見本を見せながら、

Yaneva先生が説明。



1.ロウア    (膝を緩める)


2.レジスト   (まずは、体が始動を始め、足よりわずかにオーバーバランスになる)


3.コントロール  ボディーウエイトと足にムービングレッグをステップさせる。

         この時は足の間にウエイトがある(中間ウエイト)


4.プッシュ    ウエイトをほぼ完全に乗せる。ウエイトを押し出す。


5.リカバー    送り出した足が、ボディーの下に移動し、

         次の新しいステップを始める準備段階となる。


前進ステップ(後退ステップも)は上記5つのアクションで行われている。

(詳しくはWDSFの教科書、「スタンダードの原理」をご覧ください)


これを手順通りゆっくりと、それぞれがシャドーでやって見せてくれました。


素晴らしかったのは小嶋選手で、No.3コントロールの場面は、

【足を開きいわゆる中間ウエイトで体をコントロールする】

というところですが、先生が「足を大きく」と言ってアシスタントの男性2人の

足を開かせ、見事にバランスさせて見せてくれました。

「さすが、足腰が強いな」と感心しました。


②スウィング


プロミナードポジションからホバーコルテのようなアクションをやって見せてくれて、

高い位置から、体を倒れるように投げ出して(リリースザボディ)振り上げて戻ってくるという動き(ブランコに乗っているような感じ)を体で作り出す大切さを伝えてくれました。(ボディフライト)


③結果・スウェイやローテーションが起こる

という事をアシスタントが見本として見せてくれました。



④ヴェニーズワルツ

 

 ルッカ・ロレインがメインコーチャーだそうで、腕を横に置き、振り上げてスウィングを作る練習の仕方を教わりました。


⑤スローフォックストロット


スローで強調していたことは、”もっとゆっくり”でした。

おそらく、最近の選手が使用しているコレオグラフィーは

エンドカウントが多くて、忙しいダンスに見えてしまっている事を懸念しての事と思われます。


ゆっくり踊る練習方法としては、少し足を大きく開いて踊るという事でした。

2組のアシスタントも頑張って足を開いていました。


⑥クイックステップ


クイックステップはスキャッターシャッセを見せてくれました。




WDSFのジャッジの先生も”スローフォックストロットにおいてはゆっくり踊りましょう”

というお考えでしたので、安心しました!


ということで以上がコングレスのレポートでした!


(文責 森本かおり)



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