このブログは、
2024年6月15日に行われた日本インターナショナル選手権大会の観戦記となります!
アマチュアスタンダード
出場組が72組しかいないのですが、
1次予選から、私が普段ジャッジさせていただいている、
JDSFのグランプリシリーズと変わらない、高いレベルでした。
ファイナル
予選から圧倒していたのはNo,5 五月女組
さすがに、全英選手権ファイナルの実績をひっさげて戻ってきただけの事はあり、
モノが違うという印象でしょうか。
2月のアジアンオープンより、さらにレベルを上げていると思いました。
何がさらに良くなった様に見えたかというと、
頭から首、ショルダーのラインがくっきりはっきりしたラインを保ち、
アグレッシブに動いているのに上半身はまったく崩れを見せず、静か。
というところでしょうか?
見るたびにレベルを上げていて、本当に驚くばかりです。
私もかつて色々な選手を見てきましたが、日本人選手の中で、
このように、短期間で踊りを変化させている選手を見たことがありません。
どのような練習をしているのでしょうか?
素晴らしいと思います。
もう1人、レベルアップしている選手がいます。
No,14 中村組です。
こちらもサイドに大きなスウィングを起こしており、
今回、ついにNo,48 藤森組 No,71 飯沼組より上位の成績を手にしました。
ただ、個人的には飯沼組もドライブ力が大きく
よく踊っていたので、ジャッジによっては、点数が割れたのでは?と思ってみていました。
No,42 No,62
1次予選から見えていましたが、顔がわからなかったので、プログラムで確認したら、
日本人ではなく、アジア人選手でした(おそらく中国)
No,62の女性は、入場してきた姿で、背が高く美しさが際立っていました。
No,48 藤森組はポスチャー、運動性、テクニックなどあらゆる点でレベルが高く、
安定しているダンサーです。
なので、もちろん予選の内は見えています。
ですが今日の決勝においては、7まったのか、
動きが小さくなってしまった様に見えました。
準決勝に進出していた選手では、No,32 石垣組が個人的には、
ファイナルに入っても良かったのでは?と思いました。
その他、No,50 大木組 No,59 津田組 No,70 濱田組は、
とても将来性を感じました。
アマチュアの選手は、五月女組がグレードを上げていますので、
とても難しい事ですが、それを参考に、自分に何が足りないのかを研究していただきたいと思います。
優勝 五月女光政 五月女叡佳
2位 Ricky Lai Yuxiang Sally Xie Hongyu
3位 中村エドワード漸 中村エリザベス永理
4位 飯沼孟大 馬場えりな
5位 Daniel Lin Selina Ke
6位 藤森春樹 金山咲月
(文責 森本かおり)
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