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第97回JDSF-PD関東甲信越ブロックダンススポーツ競技会 講評 ラテン編 9/15

dsmymkm

2024年9/15にすみだ産業会館で行われた、コンペのレポートをしたいと思います!


ジャッジ目線で選手たちのダンスに対する感想をすこし書いていこうと思います。

(すべての選手を網羅できているわけではありませんのでご了承ください)


私が直接審査した所のみ、コメントをしています。



個人の背番号を記載させていただいておりますが削除依頼がありましたら当スタジオのメールアドレスがブログに記載されていますのでそちらより消してほしい背番号をお送りいただけましたら、その背番号に関する評価の方は削除させていただきます!


D級戦ラテン


No,144

本日のセクションでは圧倒していました。

男性はラテンフィーリングがあり、良かったと思います。

女性もスタイルが良く、美しかったです。

こちらのカップルはすぐに上位の競技会でも、

いい成績を収めると思います。


No,147

こちらのカップルも縦の軸がまっすぐで、

スタイルが美しく予選の時から見えていました。

フットタイミングも的確で、特にチャチャチャは基本に忠実で、

好感が持てます。

こちらも上位のランクでも、いい成績を収めることが出来ると思います。


No,155 No,118

こちらの両選手はダンス力に差がなく、ジャッジの点は割れてしまいましたが、

良い所が少し違っています。

No,155は縦軸とボディが強く見えしっかりフロアーに立っているという印象です。

アームをしっかり伸ばして体のストレッチをより見せようとしていました。

No,118こちらはボディをより踊らせる事を重要視している感じで、元気よく踊っており、

パッと目に入ってきます。

こちらの両選手の良い所を両方見せられると上級のクラスで良い成績を収める事ができます。


C級ラテン


こちらのセクションではNo,23とNo,174の選手はほぼ力量は同じでした。

見方によってジャッジの意見が分かれている所です。

結果的に1位となったNo,23の選手は、

体幹がしっかりしていて、指の先までアームをしっかり伸ばし、

体をストレッチしようとしていた所は、良かったと思います。

No,174の選手はラテンフィーリングがありますので、

将来性が高いと思います。

今後の課題としては、たて軸からのトーンが、足からつくり出せるようになると、

更に良くなると思われます。


A級ラテン


若い選手も多く、見ごたえのある試合となりました。


No,67

こちらの選手はベテランの選手で長い事私も競技フロアーで拝見しています。

男性はラテンにおけるボディアクションが洗礼されており、

技術的な事でいうと、1枚上手だなと感じました。

女性はスタイルも良く、美しいのですが、

ももの引き上げが少し足りないです。

もう少し足裏、内転筋、そして背骨へとストレッチがあると、

シニアのカップルの中では、最強になると思われます。


No,2

若く、スタイルが良くて美しさがあり、

まさしく「フレッシュ」という言葉がぴったりのカップルでした。

こちらのカップルに【1位】をつけたジャッジも多数いたようです。

全体的な印象からすると「技術的には1位の選手ほど、技術を積み上げてるという感じではなかった」という所でしょうか。

サンバ、チャチャチャという早い種目は良かったのですが、

ルンバ、パソ、ジャイブになると、

基本的な基礎力を見られますので、【1位】になった選手にはおよびませんでした。

女性はフットワーク、レッグアクションを勉強してください。

膝がちょっと曲がりっぱなしです。

ただこちらの女性はスター性があります。

フロアーでぱっと目立つ容姿をしています。

いずれにせよ、こちらのカップルは、このまま練習を続けていけば、さらに良いダンスを見せてくれることでしょう。


No,61

こちらのカップルはシニアのカップルだと思いますが、

男性は力強く、女性もラテンダンサーとして、とてもいいと思いました。

個人的にはファイナルの女性の中では、フットワーク、レッグアクション、ラテン特有の

ボディアクション、ラテンフィーリングといったファクターで言うと、

こちらの女性が1番良かったと思いました。

アマチュアの女性としては珍しく、

足元が強く、そのため、縦軸がしっかりと見えます。


No,68

シニアのカップルですが、

男女ともラテンフィーリングがあり、ボディアクションもしっかりしています。

こちらのカップルは「踊るというのはこういうふうにするんだ」という主張を、

フロアー上でちゃんと行うので、予選の時から目に入ってきており、

点をつけないわけにはいかなくなります。

皆さん一生懸命踊っているのですが、

こちらのカップルの様に「踊り心」があるカップルは少ないので、

それを感じるとジャッジはうれしくなります。

こういう感覚がある選手は、実はプロ、アマ通じても、

少ないと思います。

計算してやっているとは思わないので、本人のもともと持っている才能だと思います。

おそらく音楽を体で感じ取る力が優れているのだと思います。

これからも楽しんで踊っていって下さい!


皆さんお疲れさまでした!


【文責 森本かおり】



 
 
 

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