今回はJDSF主催、1/28に行われた、
【都議会議長杯争奪選手権大会・立川市長杯争奪大会第78回東京都民ダンススポーツ大会】
の総括をこちらで書いていこうと思います。
また、今回はAフロアで行われたセクションに関する内容となっておりますのでご了承ください。
ジャッジ目線で選手たちのダンスに対する感想をすこし書いていこうと思います。
(すべての選手を網羅できているわけではありませんのでご了承ください)
個人の背番号を記載させていただいておりますが削除依頼がありましたら当スタジオのメールアドレスがブログに記載されていますのでそちらより消してほしい背番号をお送りいただきましたら、その背番号に関する評価の方は削除させていただきます!
それでは総括に移りたいと思います!
今回はスタンダードA級以外編です!
今回講評するセクション<シニアⅣBスタンダード決勝><シニアⅢBスタンダード決勝><C級戦スタンダード決勝>
それでは講評していきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
<シニアⅣBスタンダード決勝>
このクラスは種目によって差が出た選手が多かったようです。
タンゴはスタンダード種目の中では、唯一スウィングダンスではないので、
頭部の高さを変えず、安定させることが重要です。
例えば、ベニーズクロスなどの速いステップをする時、頭部が上下に動いている選手が多く見受けられます。
フォックストロットはゆったりと長いスイングをどう見せられるか?が1番求められていることです。
タンゴの時、頭部を上下運動させずに踊ることが得意な人は、フォックストロットの時、
スイングなしに平らに踊ってしまう。
逆にスイングが得意な方は、タンゴの時も上下運動をしてしまう。
その特徴を踊りこなすことが大切です。
190番
体幹が強く、足もよく使われています。
ポスチャーも綺麗でした。
247番
頭部から首のラインが伸びていて、縦軸が安定していました。
女性も自分のポジションが男性の左側に安定的に保たれており、目立っていました。
254番・242番・250番
こちらの3選手もよく動いています。
ですが、力量が同じでジャッジによって何を1番重視するかで評価が分かれてしまいます。
ジャッジ泣かせですね。
これを解決するには、自分が1番得意なものを徹底的にやることです。
『姿勢を美しくするなら、頭の先からつま先まで神経を使う』とか
『下半身を強化して、足をたくさん使うようにする』とか。
いずれにせよ、ご自身では判断できないでしょうから、信頼できるコーチや先生に相談してみてください。
283番
体幹は強くしっかりして見えるのですが、その分上体が固く見えます。
それとホールドが左右均等に見えません。
スローの時は右ひじが下がってしまってます。
背番号の見えるバックラインとホールドは最も神経を使ってほしいところです。
<シニアⅢBスタンダード>
このクラスも力量が同じで優劣をつけにくい、ジャッジ泣かせのファイナルになりました。
185番
下半身が1番動いていると思います。
この点を評価するジャッジは1位を付けていると思われます。
踊り始めの時はスタイリング(姿勢とホールド)が維持できているのですが、
後半の方になると(ステップによる)スタイリングが壊れてしまいます。
スタイリングを重要視しているジャッジからは上位の点がつかないという事に
なっているようです。
今後、安定的な成績を出すためにはスタイリング(特にホールドを維持する)を
練習してみてください。
<C級戦スタンダード決勝>
236番
縦軸と頭部は安定しています。
下半身はよく動いていました。
今後の課題は、ホールドが下がって見えますのでホールドの
研究をしてみてください。
232番
若いカップルで足の関節は柔らかく、動きはよかったと思います。
個人的にはもう少し上位でもよかったのではと思います。
首から頭部にかけてのストレッチとホールドのラインを安定させて下さい。
246番
頭の位置が安定していて、予選から見えていました。
カップルでよくリハーサルされており好感が持てます。
皆さんお疲れ様でした。
(文責 森本かおり)
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