10/5 三笠宮杯選考会 講評 ラテン編
- dsmymkm
- 13 分前
- 読了時間: 3分
ジャッジ目線で選手たちのダンスに対する感想をすこし書いていこうと思います。
(すべての選手を網羅できているわけではありませんのでご了承ください)
私が直接審査した所のみ、コメントをしています。
個人の背番号を記載させていただいておりますが削除依頼がありましたら当スタジオのメールアドレスがブログに記載されていますのでそちらより消してほしい背番号をお送りいただきましたら、その背番号に関する評価の方は削除させていただきます!
☆総括☆
全日本を目指す選考会だけあって、
出場組数26組でしたが、
1回戦から高いレベルで、
「これはジャッジの点は割れるな」と感じました。
上位8組は、ほぼ力量は変わりません。
No,18の選手は、惜しくもファイナルに残れませんでしたが、
ダンス力に大差はありません。
上位8組の選手はすべて、
男女とも若く、スタイルが良く、
ボディが良く動き、スピードがあります。
同時進行で行われている、
A級戦に入れても、確実に最終予選以上のレベルだと思います。
ですが、言い方を変えてしまうと、
「どの選手も同じようなダンスをしている」とも言えます。
その選手の個性や特徴が、あまり感じません。
ですので、ジャッジの点数は、割れてしまいます。
そんな僅差のダンス力でも、ジャッジはある選手に1位をつけ、
ある選手に7位をつけなければならないので、
判定には、より責任があると言えるでしょう。
No,22
厳しい戦いの中で、本日優勝しました。
決め手は、①男女とも体幹が強い②止める所は止める、動かすところは動かす、という緩急のついたアクション③このセクションにおいて、女性が、圧倒的にレッグアクションが強く、美しい。といった所でしょうか。
改めて優勝おめでとうございます。
No,29
エレガントなカップルです。
男子の頭部から首のラインはすっきりしていて、美しく好感が持てます。
今回は、若干体幹が弱く見えてしまいましたので、
上位の順位を、つけられませんでしたが、将来性のあるカップルです。
No,20
こちらのカップルも男性のバックラインは美しく、
パッと目に入ってきます。
背が高い事もあるのでしょうが、カップルの空間が大きく、
移動していくダンスでは、大きなパワーを見せてくれます。
個人的には、もう少し評価が高くても良いのではないかと思いました。
No,19
センスのあるカップルだと思います。
特に男性は、体の中がずっと動き続けているのが見え、将来性を感じます。
更に上位を目指す為には、男性のバックラインにおいて、
頭部から首のショルダーラインをすっきりさせてほしいです。
後ろ姿を見ると、肩が上がって見えます。
No,15
女性はドレスの着こなしや所作が美しい為、目に入ってきます。
エレガントなカップルです。
No,21
スピード感や、ムーヴィングの大きさが見えます。
ただ、少々2人があっていない所があるのか、ダンスが雑に見える所があります。
三笠宮杯でも頑張って上位の選手に食らいついてほしいです。
(文責 森本かおり)
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