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【講評】第12回JDSF-PD埼玉県ダンス連盟ダンス競技会 8/23

  • dsmymkm
  • 5 日前
  • 読了時間: 5分

ジャッジ目線で選手たちのダンスに対する感想をすこし書いていこうと思います。

(すべての選手を網羅できているわけではありませんのでご了承ください)

個人の背番号を記載させていただいておりますが削除依頼がありましたら当スタジオのメールアドレスがブログに記載されていますのでそちらより消してほしい背番号をお送りいただきましたら、その背番号に関する評価の方は削除させていただきます!



A級ラテン

本日はレベルの高い選手がたくさん出場しており、

見ごたえがあったと思います。

採点表を見ましたが、ジャッジの評価は割れていましたね。

私としては、おおむねNo,90、No,25、No,45の

3選手の争いになると思って拝見していました。


No,90

こちらの選手は、

ベテランで何年にも渡ってトップクラスに君臨していますね。

ダンスのテクニックは素晴らしいと思います。

ですが、本日のダンスは体が少々固く見えました。

ボディは動いてはいるのですが、

若い選手に比べると、しなやかさが足りないと思います。

今後は、年齢との勝負になります。

若い方に負けない様、日々ストレッチを行い、

しなやかさを保ってほしいですね。


No,25

あと少しで優勝でした。

惜しかったです。

採点表を見ると、サンバとパソは1位を取っていますが、

チャチャチャとルンバは2位ですね。

私も見ていて、チャチャチャとルンバは気になりました。

フットのトォからヒールまで使い切って、

上半身を大きく動かしてほしいのですが、

No,90、No,45の選手の方が、

その点においてはボディを動かせていたと思います。

今後の課題としては、フットワーク、レッグアクション、

フットプレッシャーからくるボディの動きの、

ダイナミックスの向上ということでしょうか?

ですが、全体的な評価としては、

男女とも美しいスパインで、良かったと思います。


No,33

女性同士のペアです。

こちらのペアの評価は非常に難しいです。

女性役、男性役、個別に見たら、

多分No,1・No,2だと思います。

パワーとスピードという点においては、

他の男性ダンサーに負けてはいません。

ですが、私たちのコンペは男女のペア競技なのです。

フロアー上に展開しているそのカップルの姿や雰囲気、

そして男女の駆け引きや物語(ストーリー)が、

踊りの中になくてはなりません。

残念ながらこちらのペアのダンスにはそういったものが感じられません。

まだ10代の女の子だと思います。

それぞれがこのように独立して踊れるという事は、

素晴らしい事ですので、将来良いリーダーが見つかり、

日本を代表する選手になっていただきたいなと思います。


No,91

こちらの選手も独特の雰囲気を持っていて、

評価は難しいと思いました。

私も決勝に上げる時に少々迷いましたが、

やはり踊るものがたくさんあるので、4ポイントはつけました。

良い所を挙げると、まず体を自由に動かせます。

ほとんどの方は、ちゃんと踊ろうとするあまり、

体を固くしてしまうのに対して、こちらの選手は真逆です。

別の言い方をするとヘロヘロしています。

一番良い所は、自分自身の個性を持っている事、

そしてそれを使って「自分のダンス」という物を表現している所です。

日本の競技会において、この様な選手は本当に少ないです。

ですから、この点は非常に高く評価しなければならないと思いました。

ですが、なぜ私が少々「迷う」かというと、その個性が別の見方をすると、

「ふざけている」と見えてしまう箇所もあるのです。

ジャッジのよっては、これを嫌う人もいます。

そして、もう少し順位を上位にしたければ、

フットプレッシャーからくる縦軸(スパイン)のストレッチを、

バックラインに見せる必要があります。

ですが、これをやろうとすると、

彼の個性が消えてしまうのかな?という気もします。

難しい所ですね!

本日は、彼らのダンスを見て、ジャッジも楽しめました。

これからもダンスをエンジョイしてください。

女性もアグレッシブによく踊っていました。


No,45

こちらの選手はもう少し評価が高くても良いのでは?と思いました。

本年になってから3回くらい、拝見しています。

スピードとパワーが上がったと思います。

見るたびに上達しています。

女性もしっかり立てる様になってきました。

それでも他のジャッジが低い評価を付けるのは何故なのか?

私も考えてみました。

多分なのですが「ラテンの香りがしない」or「ラテンの雰囲気が

少々足りない」という事になると思います。

じゃあどうすればいいの?という事になります。

やはり、フットワーク、レッグアクションという事になります。

例えばですが「ルンバウォークをする時に、送り足の親指を使い切る」とか、

「フリーレッグが動く時に、足首と膝を高い位置に持ってくる」とか、

その様な基礎的なラテンのアクションを、

丁寧に練習し、積み重ねていくしかないと思います。

今回1位のなったNo,90は、その点はとても達者だと思いました。


No,13

パワーやエネルギーはしっかりジャッジに見えています。

体も良く動いていると思います。

ただ一点だけ、どうしても直してほしい所があります。

それは男性の頭部から首のラインです。

頭部が前に入っていて、猫背に見えてしまいます。

ダンスは、とにかくフットプレッシャーから頭部にかけての

スパイン(縦軸)がすっきりと見えなくては、多くのジャッジから

評価を得る事は難しいです。



【セミファイナル】

1点足らずで決勝に残れなかった選手が2組。

No,93とNo,96

どちらも背が高く、手足が長くて見栄えがします。

ただこういうタイプの選手は、どうしても重心が高くなりがちで、

床に対して、自分の重みを足裏に掛けられない人が多いです。

足裏を強く踏むことで、脚がしっかりして、

ボディアクションを強く大きく生み出す事ができるので、

この点を強化するように、練習を重ねて下さい。


お疲れ様でした。


(文責 森本かおり)




 
 
 

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