東京オープン2025 オープンラテン 講評
- dsmymkm
- 4 日前
- 読了時間: 3分
2025年5/26に行われた、コンペのレポートをしたいと思います!
ジャッジ目線で選手たちのダンスに対する感想をすこし書いていこうと思います。
(すべての選手を網羅できているわけではありませんのでご了承ください)
個人の背番号を記載させていただいておりますが削除依頼がありましたら当スタジオのメールアドレスがブログに記載されていますのでそちらより消してほしい背番号をお送りいただきましたら、その背番号に関する評価の方は削除させていただきます!
セミファイナルには、
No,21 大西組
No,25 高橋・小西組
No,28 ホワイトン組
No,32 今西・大西組
と日本人選手4組が残ってきました。
世界レベルで、厳しい戦いの中、
4組も準決勝に残ったのは、立派だと思いました。
予選の時から、
例年に比べるとヨーロッパの選手が「強いな」という印象はなかったので、
アジアの選手にも、チャンスがあるのでは?と思いました。
決勝には残らなかったのですが、
No,29 Kim組(韓国) No,35 Tse組(香港)は、
今回参加の、ヨーロッパの選手に負けないダンスをしており、
素晴らしかったと思います。
No,28 ホワイトン組は、良く踊っていたと思います。
No,32 今西組は、いつもの勢いやスピードが、見えませんでした。
ファイナル
見事に2組の日本人選手が残ってきました。
No,21 大西組 No,25 高橋・小西組
特に高橋・小西組は、今回のファイナル入りで、
大きなチャンスを掴んだと言えるでしょう。
高橋海選手は、予選の時からスピード感を前面に押し出しており、
存在感がありました。
ファイナル入り、おめでとうございます。
第1位 No,24 Lipowski・Kucerova組(チェコ)
大きなエネルギーを持って踊っており、
フロアーを支配していたと思います。
洗礼されたフロアプレゼンテーションは、
プロフェッショナルのそれを彷彿させます。
圧巻のダンスで、素晴らしかったです。
第2位 No,20 Testa・Brezzo組(イタリア)
イタリアのカップルで、
アクションのつけ方や、こなしのアクションは、
素晴らしかったと思います。
カップルの空間を壊さないので、
男女でコネクションが乱れることなく、フロアー上で見えています。
第3位 No,11 Serra・Matnrova組(スペイン)
男性がアクションによって、時々ショルダーが上がってしまい、
床とのコネクションが甘くなってしまう所が、気になりました。
ですが、女性は、素晴らしいフロアープレゼンテーションでした。
No,18 Corrodi・Kucharczyk組(スイス)
男女ともスタイルが良く、かっこいいカップルです。
No,17 Ficola・Contoreras組(スペイン)
こちらのカップルは逆で、男性は強いプレゼンテーションを持っているのですが、
比較すると、女性は少し弱く見えてしまいます。
ラテン総括
全体的な印象としては、
やはり、ヨーロッパの女性が「ストロング」だということ。
真っすぐな背骨と、体幹の下には引きあがった脚があり、
その足と脚は、しっかり床を捉えているのが分かります。
日本人の女性は、脚と足が弱く見えてしまい、世界との大きな差を感じます。
韓国の選手や香港の選手には、
ヨーロッパの選手に負けていないフロアープレゼンテーションができる女性もいます。
アジア人ではできないという訳ではないと思いますので、
アスリートとしてのトレーニングを、積む必要があると感じました。
第1位 No,24 Lipowski・Kucerova組(チェコ)
第2位 No,20 Testa・Brezzo組(イタリア)
第3位 No,11 Serra・Matnrova組(スペイン)
第4位 No,21 大西大晶・大西咲菜組(日本)
第5位 No,18 Corrodi・Kucharczyk組(スイス)
第6位 No,17 Ficola・Contoreras組(スペイン)
第7位 No,25 高橋海・小西乙愛組(日本)
(文責 森本かおり)
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